Complete text -- "第4回〔文化部会〕活動日誌 8/24(火) 笏谷石研究家の三井紀生先生との打ち合わせ"

25 August

第4回〔文化部会〕活動日誌 8/24(火) 笏谷石研究家の三井紀生先生との打ち合わせ

活動内容
1.笏谷石研究家の三井紀生さんをお迎えしての昼食会
  9月の公開講座の打ち合わせをはじめ、笏谷石の広域的な文化についてのお話や笏谷石研
  究の研究手法、それに会のあり方についてご意見をいただいた。

   《昼食会の主な内容を箇条書きで以下に記す。》
  ・笏谷石の文化圏は関西から東北地方まで確認されており、北前船の寄港地やその周辺
   の社寺などを中心に調査されている。
  ・数ある石の中から笏谷石が日本海側を中心に広がった理由として三井先生のお考えは、
   笏谷石は北前船のバラス笏谷石は北前船のバラストとして使用されており、それが
   寄港地に入り、広がりをみせたのではないか、というのではないか。
  ・笏谷石を研究していく上で、石だけをみるのではなく、商業や海運、仏教などの視点も
   取り入れて研究する必要がある。
  ・会をする上で大切なのは、会の情報の共有であり、それを一元化する組織が必要。

■その他特記すべきこと(感想など)
  ・大変貴重なお話をたくさんしていただいて非常に参考になった。
  ・研究の幅と視野を広げてゆくには、対象そのものだけを見つめるのではなく、その周り
   に多く散在する現象を丁寧に検証してゆくことが、結果的に研究対象を深く知ることに
   つながる!ということがよくよくわかるお話だった。
  ・組織を運営してゆく上で、データの整理とその情報が滞りなくメンバーにいきわたり、
   情報が共有できる組織づくりがやはり大事なんだなと改めて感じた。
  ・三井先生の笏谷石に対する思い入れや研究の熱心さはとっても格好良く、憧れた!

記録/T.W

「笏谷石を訪ねて」
〜地産地消1500年の歴史と文化を再発見〜

ホームページはこちら↓
笏谷石を訪ねてのHPへ
 
09:46:00 | fukuishimin | |
Comments
コメントがありません
Add Comments
:

:

トラックバック
DISALLOWED (TrackBack)