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26 August

第4回〔文化部会〕活動日誌 8/25(月) 実地調査の内容と準備について

第4回〔文化部会〕活動日誌 8/25(月) 実地調査の内容と準備について

《開催日》
2008年8月25日(月)19時00分 〜 21時00分
《会場》
アオッサ6階和室A   

《本日の活動概要》

地産地消 笏谷石発祥の地

福井市〜笏谷石の文化(質)と歴史(量)を極める〜という、
コンセプトで、「笏谷石」の現地調査を行うことになる。
笏谷石の本格的な採石が始まったのは、江戸時代のこと。
この時期に一気に生活用品に まで拡大したことがうかがわれる。
北海道では、笏谷製の火鉢が出土し、16世紀代、大江、美濃、尾張にかけての地域
笏谷製のバンドコが相次いで出土されている。この広範囲な用途をもつ笏谷石が、
ご当地福井に多種多量に現存し、県民の生活と共に生きづいている。笏谷石の地産地消を発祥し得る質と量を検証することとなる。

足羽山周辺のゼンリンの住宅地図をコピーし(但し、ゼンリン使用規定、著作権に従い、 当日回収、個人使用としてコピーする。)現地調査の範囲を部会メンバーで確認した。
また、調査内容や調査シートをどのようなものにするかを検討した。
部会メンバーを3つのグループに分け、4つの調査エリアを各グループに割り当てた。

《その他特記すべきこと(感想など)》
笏谷石を“地産地消”として捉えるコンセプトは、とても面白いと感じた。
笏谷石が、身近な生活に溶け込んでいる事を実地調査で検証したい。
しかし、メンバーのそれぞれに立場が違うので、一斉調査は難しく、2〜3人のグループに分けたが、調査できる日程の調整もまた、難しい。部会メンバーでの調査負担の格差が生まれてしまうことや、調査内容に専門性を重視しすぎると、調査が各自の負担になりすぎるという問題点もあり、この市民まちづくりセミナー全体の主旨に沿うように楽しく活動が行える様な方向性の修正が必要である。
その点において、10月6日の部会で検討することとなった。

記録/A.I
  
「笏谷石を訪ねて」
〜地産地消1500年の歴史と文化を再発見〜

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08:55:00 | fukuishimin | |