Complete text -- "第10回〔文化部会〕活動日誌 11/10(月) 実地調査のまとめ方についての意見交換"
11 November
第10回〔文化部会〕活動日誌 11/10(月) 実地調査のまとめ方についての意見交換
第10回〔文化部会〕活動日誌 11/10(月) 実地調査のまとめ方についての意見交換《開催日》
2008年11月10日(月)19時00分 〜 21時00分
《会場》
アオッサ6階和室A
《本日の活動概要》
1.「笏谷石」研究調査の成果をどのように紹介し、まとめるかの意見交換
・ イラストマップ・ WEBサイト、インターネットでの紹介、・ 新しい活動への展開
(笏谷石のオブジェ制作、笏谷石を使った芸術文化の復活。若手アーティストによる
笏谷石のオブジェの展覧会、まちなかにおいての笏谷石展示、ワークショップ。)
※この貴重な笏谷石が、福井の文化や生活にどう根づき、役立っているかを
多くの方々に紹介していきたい。
2.部会の11月19日(水曜日)丹巌洞の見学会についての確認
3.あじさいトークの内容について(来年1月予定)
歴史と文化がある「笏谷石」を負の遺産にしないために、市民ができること、
行政ができること、そして他の事業や団体の横のつながりをどのようにつくるか。
次回、もう一度、内容検討することに。
《その他特記すべきこと(感想など)》
笏谷石の歴史は、古墳時代にまでさかのぼり、さらに足羽山の採掘の歴史は1500年前の継体天皇の時代からと伝えられています。また中世・朝倉氏時代には、優れた石造石彫文化を開花させました。
室町〜江戸時代初頭には、大量の笏谷石が北の庄城、福井城など街の建築に利用され、江戸時代に本格的な採石が始まりました。この時期に一気に生活用品にまで拡大したことがうかがわれます。
北前船により、北海道の地にまで、笏谷製の火鉢が出土し、16世紀代、大江、美濃、尾張にかけての地域で笏谷製のバンドコが相次いで出土されています。
この広範囲な用途をもつ笏谷石が、ご当地福井に多種多量に現存し、県民の生活と共に生きづいている。笏谷石文化と歴史により地産地消を発祥し得る質と量があると言えます。
また、打ち水をすると鮮やかな青緑色が美しい笏谷石。その特性を活かし、真夏の朝に打ち水をするエコイベント等も考えられて、まちなか活性化にイベントへの展開なども企画できそうで、新たな市民活動展開の案や、笏谷石のオブジェ制作、笏谷石を使った芸術文化の復活。若手アーティストによる笏谷石のオブジェの展覧会、まちなかにおいての笏谷石展示、ワークショップ。いろいろとアイデアが浮かびます。まずは、一歩づつ、継続できる事業に展開していきたいものです。
記録/A.I
「笏谷石を訪ねて」
〜地産地消1500年の歴史と文化を再発見〜の
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