Complete text -- "10/11(日) 現地調査(一乗谷朝倉氏遺跡)"

12 October

10/11(日) 現地調査(一乗谷朝倉氏遺跡)

本日の活動概要
 笏谷石の再調査、新発見のため一乗谷朝倉氏遺跡に行きました。
 資料館、復元町並み、朝倉館跡、館跡庭園、湯殿跡庭園、中の御殿跡、諏訪館跡庭園、
西山光照寺跡、盛源寺を見学、調査しました。
 屋根上の石鬼、棟石、溝石、井戸枠、洗い場の踏み石、いろり、かまど、火鉢、水槽、
捏ね鉢、石臼、バンドコ、などの遺品が出土し日常の生活用品として使われていたようです。
3000体を越す石仏、石塔、鳥居、石灯籠、狛犬、石廟、手水鉢、花立など、又
西山光照寺跡では、340基の石仏、石塔が確認されています。一乗谷朝倉遺跡では、
あらゆる所に笏谷石が使われていた事が判明し、朝倉氏は笏谷石を産業として、庇護、育成
したと思われます。

その他特記すべきこと(感想など)
 資料館保存会の会長さんのお話を伺う事ができました。
 足羽山で切り出された笏谷石が足羽川、一乗川、一乗谷地区へと運ばれ海から、
九頭竜川、日野川、足羽川、一乗川と日本の物資はむろん、中国の商品も運ばれていた
ようだとお聞きしました。
 1573年朝倉氏は織田信長に破れ一乗谷城下も消失した後、西山光照寺などは1611年
福井市花月の地に再建され、現在は福井大仏として市民に親しまれています。
川と川との繋がり、過去〜現在〜未来へのつながり・・・・そこは、奥深い絆を感じます。

あさくらしいせき

記録/K.M

「笏谷石を訪ねて」
〜地産地消1500年の歴史と文化を再発見〜

ホームページはこちら↓
笏谷石を訪ねてのHPへ
 
10:12:00 | fukuishimin | |
Comments
コメントがありません
Add Comments
:

:

トラックバック
DISALLOWED (TrackBack)